基本情報
説明文
「レインボーブリッジ」は、「港区海岸三丁目」と「港区台場一丁目」を結ぶ、長さ 798 m の橋です。
「港区海岸三丁目」は芝浦エリアにあり、「港区台場一丁目」はお台場エリアにあるため、一般的には「芝浦」と「お台場」を結ぶ橋として、認識されています。
レインボーブリッジは、東京港の新しいシンボルとして、また開発が進む臨海副都心と都心を結ぶ架け橋として、1993 年(平成 5 年) 8 月にオープンしました。
所在地
港区海岸3-33-19(芝浦岸料金所)
電話番号
03-5463-0223
最寄り駅まで
・芝浦側「ゆりかもめ 芝浦ふ頭駅」から 徒歩 5 分
・台場側「ゆりかもめ お台場海浜公園駅」から 徒歩 15 分
英語表記
RAINBOW BRIDGE
紹介文
レインボーブリッジは、東京港の新しいシンボルとして、また開発が進む臨海副都心と都心を結ぶ架け橋として、平成5年8月にオープンしました。このレインボーブリッジ遊歩道からは、青い海に浮かぶ客船や臨海副都心の夜景まで、あなたが見たことのない東京を眺めることができます。
複合交通施設
レインボーブリッジは、「高速11号台場線」「臨港道路」「臨海新交通システム(ゆりかもめ)」からなる複合交通施設になっています。
供用年月日
1993 年(平成 5 年) 8 月 26 日
管理
東京港管理事務所港湾道路管理課
遊歩道
レインボーブリッジ遊歩道からは、青い海に浮かぶ客船や臨海副都心の夜景まで、あなたが見たことのない東京を眺めることができます。
2011 年 3 月からは、自転車での通行も可となりました。※自転車を押しての通行となります。乗車走行は不可です。
長さ
芝浦側出入口から台場側出入口まで 1.7 キロメートル(徒歩で 20 ~ 30 分程度)です。
開場時間
午前 9 時から午後 9 時まで(最終入場は午後 8 時 30 分まで)
※ 11 月 1 日 ~ 3 月 31 日 午前 10 時から午後 6 時まで
休場日
毎月第 3 月曜日(祝日にあたる場合はその翌日)
構造
レインボーブリッジは、直線で構成される臨海の都市を背景に、吊り橋の特性を生かし、広がりやのびやかさのなかに優美な容姿を印象づけるよう、主塔、橋脚の垂直線に柔らかな曲線を配しています。
※レインボーブリッジの基礎を、海面下 46 mの軟岩の上に作っています。
構造形式
吊橋
橋長
798 m
中央径間
570 m
塔の高さ
(海面から) 126 m
レインボーブリッジのライトアップ
橋梁では世界で初めてイルミネーションを3色に変化させました。白色にライトアップされた主塔と時間によって切り替わるケーブルイルミネーションコントラストが、東京港の夜を美しく彩ります。
主塔上部
176 灯数を、夏には「白色」、冬には「温白色」で点灯します。
主塔下部
84 灯数を、夏には「白色」、冬には「温白色」で点灯します。
ケーブルイリュミネーション
152 灯数を、イベントや曜日・時間により応じて、点灯します。全部で 4 パターンあります。
平日(月曜~金曜)パターン
「芝浦側から白が緑に変化していく」など。
週末(土曜、日曜)パターン
「芝浦側から緑が白に変化していく」など。
祝祭日パターン
「両側からコーラルピンクが点灯していく」など。
イベントパターン( 1 時間毎のサイクル)
上記パターンにおける全ての動作を 1 時間毎に繰り返します。
年表
1987 年 1 月
「東京港連絡橋」の建設工事に着工しました。
※着工当時は「レインボーブリッジ」という名前ではなく、「東京港連絡橋」と呼ばれていました。
1992 年 11 月
「東京港連絡橋」の名前を「レインボーブリッジ」にすることを発表しました。
※「東京港連絡橋」の名前は、一般公募されました。パンフレットに書かれたキャッチコピーは「東京の海の玄関にふさわしい真っ白な橋の名づけ親になってください」でした。応募総数は、20,023 通でした。
1993 年(平成 5 年) 8 月 26 日
「レインボーブリッジ」を開通しました。
感想
2011 年 6 月
「レインボーブリッジ」近くを、久しぶりに自転車で散歩していました。
(「レインボーブリッジ」を渡れないことを知っていたのですが、)写真撮影のために近づいた時、初めて、「レインボーブリッジ」が「自転車通行可」となっていることに気が付きました。
いつの間に変更されたのかしら?
早速、自転車で渡ってみようとしたら、
スロープ入り口のところで、警備員のおじさんに制止されました。
「今日は強風のため、渡れません」
確かにその日、風は物凄く強かったけれども、
たまたま、レインボーブリッジの近くまで来て、
たまたま、レインボーブリッジが渡れるようになったことを知り、「今日はツイてるな」と思った直後だっただけに、
がっかりしました。
ついてるの? ついていないの? どっちなの?
まあ、元々渡れることを知らなかったので、最初の状態に戻っただけなのですが……。
ちなみに、
「いつから、この橋、自転車で渡れるようになったんですか?」
そんな大事なことはちゃんとアナウンスしてくれなきゃ困るよと思いながら、
(多分、広報とかで告知したのだろうけど、恥ずかしながら全く知りませんでした…)
訊ねると、
その警備員さんは、(詳細はもう忘れたけど、)「今年( 2011 年)の 3 月からです」と回答してくれました。
結局、その日は、そのまま帰宅しました。
2011 年 夏
ある日「今日こそリベンジだわ」と唐突に思い立った私は、ママチャリを漕いでわざわざ「レインボーブリッジ」まで出かけて行きました。
その日は曇りだったけれども、風はほとんどなかったので、
「レインボーブリッジを自転車で渡ったら、どんな感じなのだろう? これでお台場まで行きまくりやな」などと思いながら、
勢いをつけて、入口のスロープを上りました。
ところが、スロープを上り切ったところで
またもや、警備員さんに制止されました。
「え?」
なんで止められるの?
と驚いていたら、
「これつけて」
何か、紐のようなものを渡され、
登録番号か時刻か忘れましたが、そのようなものを書きました。
説明によると、自転車は橋を走行してはならず(押していかなければならない)、
しかも、ただ押すだけではなくて、この変なストッパーみたいな台車を装着する必要がある、ことが分かりました。
その後何回か自転車でレインボーブリッジを渡ってみたのですが、気が付いた点は以下の通り
貸し出し専用台座
初回は物珍しくて面白いと感じるかもしれませんが、自転車にストッパーをつけて橋を渡るのは結構しんどいです。実質、歩いていくのと同じだし、さらに言えば軽い荷物を押していくような感覚に近いです。少なくとも、爽快感はありません。
※「貸し出し専用台座」は年を経るごとに改善されていきました。現在ではストレスを感じることはほとんどありません(爽快感もありませんが……)。
高低差
レインボーブリッジの歩道をどちらへ向かうかで、労力は異なります。
芝浦側から橋を渡るのと、お台場から橋を渡るのとでは決定的な違いがあるからです。
それは、高低差です。
芝浦からお台場へ向かうためには、最初にエレベーターで 7 階 へ上昇する仕組みになっています。※ 7 階 と 2 階 を往復するエレベーターです。他の階のボタンは押せません。
つまり、「7 階 にある芝浦側」から、「1 階 にあるお台場側」へ向かって、橋を渡って(下って)いくことになります。
※「芝浦」から「お台場」へ渡る場合でも、橋中央へ向かって軽い上りになっているため全て下り坂ではありませんが、それでも「お台場」から「芝浦」へ渡るよりは楽です。
制度簡素化
橋を渡る前に係員が持っている紙に、自転車の「防犯登録番号」あるいは「住所氏名」を記入する決まりがありました。
この決まりは年を経るごとに簡素化され、現在は記入不要となっています。
芝浦側からお台場方面へ、自転車で橋を渡る選択肢
・案a.自転車を手で押して「レインボーブリッジ」を渡る
・案b.築地まで行って自転車走行で「晴海大橋」を渡る
最近は「晴海大橋」を利用しています。
築地を経由する面倒くささと、「レインボーブリッジ」を手で自転車を押して渡るシンドさを比較してみたら、晴海大橋を利用した方がマシかな、という結論になりました。橋を渡っているときの爽快感も違うし。
※「豊洲大橋」も開通したので、より便利になりました。
近隣情報
「レインボーブリッジ」西端にある、都立のふ頭公園
港区海岸3-33-20
都立「芝浦南ふ頭公園」内に設置された、港区立の「芝浦南ふ頭公園運動広場」
港区海岸3-33-20